物理についてのメモ

この数日、友人などと話していて思うことのメモ。自分で書きながら何か表現が間違っている気がする点多々。激しく書き散らしているので自分で読み返しながら変だと思う点多々。

  • 「物理である以上、理論は実験と対応をつけられなければ駄目だろうか?」…そうあった方が良いのは確かだろうけど、物理とすぐに対応つくかどうかは分からない程度の距離で新しい概念を提唱したり理論の一般化を行うことに意味はあるのではないか。それがブレークスルーの火種になるのかもしれない。主流のど真ん中から外れたところで大きな発展が起きることはあるのだし、理論屋が皆、実験と突き合わせ続けながら研究してたら見えないものもあるのかも……?
  • 理論屋の発表は「式」のレベルで終わらせてしまうとちょっと分かりにくい気がする。一般化に意味はあるし、新たなフォーマリズムに意味はあるのだろうけど、「式は出た。あとは解けば良い」では少なくとも人には伝わらないのだろう*1。特別な場合や具体的なセットアップで図を書いてみるとか、適当なパラメータで極限をとったときの傾向を見るとか、ある特定の場合に既存のモデルに落ちるとか言わないと果たしてそれが合っているのかどうかよくわからない。ここら辺はプレゼンが上手い人の見せ方を見て、盗める技術は盗んでいきたい。

*1:前から良く思うのは、Bethe仮設で解いた一般解の形だけ見ても良く分からないということ。