Peskinゼミ一段落

目が覚めたら寝てる人が二名。Oは家に帰ったようだ。Peskinの予習のためにレポート用紙に書きなぐったものを読み返し、眠気と戦いながらPeskinを眺めた。腹が減ったので飯を食べてきたら今度は睡魔に襲われたので仮眠。どうもこの数日ろくに寝ていない気がする。
ゼミのために人が集まってくるのに気づいて起きた。コーヒーで無理矢理目を覚まし、S木とスマブラを数戦やって頭をすっきりさせた。
Peskinゼミ14回目。担当は自分。何故か人が少ない。理由はまちまちだったようだけど、人が少ないのはちょっと悲しい。7章でPART Iが終わることや、みんなの予定などを考えて一気に7章を終わらせることにした。内容は1章から6章のつじつま合わせ。いくつか「ずる」をしていたのを正当化した。はじめに相関関数のsingularityが粒子に対応することを見て、Field strength renormalizationを導入し、質量の補正が発散することを見た。その後LSZの簡約公式、光学定理、Ward-Takahasi identityを示してから電荷の遮蔽について確認。計算上は完全性関係とFeynman parameterとWick rotationが大活躍。相関関数に完全性関係を入れて計算をすれば粒子の状態に対応するpoleが出てきて、Feynman parameterとWick rotationを用いて計算を進めるというのが7章を通してよく使われる手順。Ward-Takahasi identityについては少し違う計算が必要だけど、隣り合う項が打ち消すことを確認できれば簡単な計算である。self energyの計算は等比数列の和にして計算をすることが出来て、photonについて計算は一見複雑そうに見えるのだけどWard-Takahasi identityを用いれば計算の実行は可能。「ずる」を正当化してつじつまを合わせるはずの章だったのだけど、肝心なところは先のセクションにお預けされてしまっているのが悲しい。やはりきちんと理解するためには経路積分つかってごりごりやらなきゃいけないのかな。
一応PART I終了。この面子でPART IIに突入してゼミを続けるかどうかは未定。続きを一気に読んでしまいたくなってきたけど、実験の追い込みとか引越しに振り回されて、しばらくはお預けということになりそう。やる気を真空パックして保存しておきたい。 次にやるべきことは場の量子論の試験対策、特別実験の追い込み&レポート、引越し準備などなど。2/19まではめまぐるしい日々になりそうである。3月頭までには一人暮らしを少し安定させて研究室に顔を出せるようにしたい。