岡山学会3日目

意外と早く起きてしまったけど、倉敷まで観光をしにいったら、きっと午後のセッションへの気が抜けてしまうと思ったので、午前中はホテルの部屋でのんびりとしていた。
大学まで歩いてみた。散歩としては悪く無い距離。 途中のコンビニでジャンプ立ち読み。
何を聴こうか迷ったが、トポロジカル絶縁体のシンポジウムを聴いた。発表者の面子が凄い。

  • 理論と実験のレビューは両方とも非常に教育的で分かりやすかった。特に実験については余り知らなかったので、何をドープするとか何を測るとかなどの話をまとめて聴けるのはありがたい。
  • レビューではない話が3連続。一番面白かったのは、最期のトポロジカル絶縁体の分類。

指導教官に、今回のポスター発表のネタを今どう思っていて今後どうしたいかを伝えた。分数量子ホールの方はまだやるべきことがあるけど、それだけじゃ明らかに不足。数値手法開発を今までやっていた時間で他の量子っぽい話をしようと思う。フランスで切っ掛けが見えたものの近くに落としどころが見えている。
今日も飲み。1次会の飲み屋で居合わせたM研の2次会と3次会に参加。3次会はU^dagさん*1について行く形で。

  • 「日本酒(笑)」というという日本酒があった。一体どういう意味だったのだろうか。
  • Dに進むかどうか迷っているというM1がいたので話をした。要約すると「もっと悩め」というのが僕の意見。何も悩まずに、大学に合格する事が最終目的になってるような受験生のように、D進学や就職を決めるのはもったいない。
  • 「何歳に見えますか?」「さんじゅう…にさい」*2
  • サンプルを作るだけじゃなく、とりあえず何でもかんでも色々と測ってしまう勢いのある研究室って凄いと思う。パワフル。
  • 指導教官の性格にもよるけど、しっかりとした指導教官が「とりあえず論文書いてみればいいんじゃない」と言う場合には書いてみた方が良いと思う。書いてはじめて見えることもある。
  • 最近考えているというアイデアを一つ聴いて、面白そうだったのだけど、すぐには何だかよく分からない。どのみち、非自明な結果が待ってそうだとは思う。

今日も帰り道はAkg君と一緒。そして、帰ったら3時半。最終日の午前中に行けないかもしれないことを覚悟して、寝た。

*1:一度も飲んだ事が無かったので飲んでみたかった。楽しかった。

*2:さんじゅう…の所で一同爆笑。ネタ的には贅沢ですね、はい。