揺らぎと分野

突発的に「量子揺らぎって何さ?」という疑問が頭をヒット。困った。特に量子ゆらぎが気になっていたけど、他の揺らぎも良く分からなくなってきた。大事なのは分かるし、揺らぎがあるとどうなるのかも何となく/はっきりと分かる。でも、揺らぎって何なんだろう。それを揺らぎというのが本当に適切なのか分からないものにも揺らぎという言葉が使われている気がした。fluctuation.
http://home.alc.co.jp/db/owa/etm_sch?unum=2828&rnum=185&stg=2
によると語源は L.fluctus(=wave 波) =波のように動く らしい。全部単純な波動方程式に従うなら楽ちんなのに*1
構成要素について考えるのも良いけど、ensembleについて考えるのも大事だと思う。「実在的」であるかどうか。よく分からない平均とったり、よく分からないsymmetryを仮定したり。統計力学分からん。
果たして物性物理という言葉が良いのかどうかというのも分からなくなってくる。もの?自分がやっているのは何だ?凝縮系物理?物性物理?量子力学統計力学?色々とよく分からないけど、自分の本棚を見て、確かにこれは自分の趣味が出ている自分の本棚であるという確信は持てるくらいに偏ってはいるのだと思う。この偏りを上手く表現できるフレーズは何だろうか。

*1:つまらないだろうけど。