特別でないけど特別的な

http://kokabe.exblog.jp/tb/3713379
物理の人じゃなくちゃ分からないようなニュース*1をまとめているようなBlogってあまり無い気がする(あるなら誰か教えてください)。別にこのリンク先にそうなるように期待しているわけじゃないんだけど*2、そういうBlogとかあれば楽しいかな、なんて思った。これは物理に限定せずに自然科学Blogなんて感じでも良い。nucが幅広めなBlogを書いているけど、あれはあれで良い形として別の形がありそうな気がしている。
そんなこと言うなら自分で書けとか言われそうだが、そこまで広い知識を持ち合わせているようには思えない。数学も情報も生物も化学も地学も。工学にも疎いし、法律や文学なんて分からない。そもそも物理だってどれだけ知っていると言えるのやら。気になることは多いけど、分かっていることはそんなに無い。
そういや上のページで
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jps/jps/butsuri/zadankai0109.html
が引用されている。「生物にプランク定数が関わってきてもいいじゃないか。講義の内容によれば個体数のゆらぎがDNAのコピーに寄与していると仮定が出来そうである。また、今の生物が1mスケール程度で成立しているという事実がある。これはプランク定数程度の作用が積み重なった結果として1m程度の大きさが出てきているんじゃないか。生物でもh有っても良いよね。」といった旨の記述を金子先生の講義の試験で書いて優を貰った覚えがあるのだが、金子先生は「hbarのあらわれない物理」として一言書いている。まぁ、生物が成立するスケールを規定している定数が存在したとしてもそれはとても直接あらわれているとは言えないわけなのかもしれないが。

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上述の物理の座談会の後の方で「求むジェネラリスト」とある。相関基礎のガイダンスでもジェネラリスト育成プログラムみたいなものが紹介されていたけれど、やっぱジェネラリストは大事なのかな。院試の一年後に試験があるらしいけどどうしよう。定員が少なすぎて全然通りそうに無い気もしているし、それ以前に院試を通らないといけないのだけど。
http://d.hatena.ne.jp/yusukeman/20060608/p1
物理出身で興味のアンテナをきちんと張っていた結果として物理を離れ、そうこうするうちにいつの間にか新聞に載ってしまっている知り合いの方を発見。途中経過が気になるぞ。あ、こういう人ならジェネラリストになれるのだろうか?物理といえども広いのだから、中にはその分野をやりこんで行こうとしていたらいつの間にかジェネラルなことをやっているような分野もあるのかもしれない。

*1:ポアンカレ予想はむしろ数学では。あと、この予想の存在自体は高校生の頃から知ってはいる。

*2:でも、このレベルで色々と知っている人じゃないと無理な気もする。