雪と局所測定

同じ分野の実験のK研のOさんのD論審査を聴きに行った。研究室の院生が全員審査を聴きに行くという習慣のようで、主査副査含めて全部で10人以上の観客がいるというのはD論審査にしては多い方ではないかと思う。そういや、うちの指導教官が副査をしていたのだけど、D論の副査をやっているのを見たのは初めてだ。
発表はとても安定していて、最初の数枚のスライドの説明は特に見習いたいくらい。無事に通ったようだ。公開質問のタイミング及び審査終了後にOさんに質問をしてみた。擾乱が小さいのが売りのようだけど、特に小さい部分を局所測定しようとすると、そもそも全然別ものの系になってしまう可能性があるので、難しい。
審査後、飲みにいくというのでお邪魔した。K先生もいて、全部で8人。K先生が多めに出してくれたということもあるけど、学生の中ではちょっと多めに出したのに*1出費は少なくて済んだ。食べるのも飲むのも割と大人しかったのか。それとも、結構リーズナブルだったのかもしれない。話の内容はあっちに行ったりこっちに行ったりで、

  • 理論の先生何人かの「丸くなる」前の話など
  • パソコンのファンから水冷を経由して冷凍機周りのパイプから六本木の話
  • とっても安くてハイスペックなパソコンから秋葉原の今昔
  • などなど

ゆったりとした空間だったのに、話の密度が濃くて非常に楽しめた。
店を出たら雪が降っていた。家に戻って来てもまだ降っている。溶けていたり固まっていたりすると危ないけど、最寄り駅から家の間まで、まだまだ柔らかく足跡がついていない場所が多かったので雪を軽く踏んで跳ねるように歩くことができた。足跡をつけるのは楽しい。
帰ってから、計算を朝まで。ポールとかカットを捌く一般的なトレーニングがあればやりたいけど、そういうのはないのだろうなぁ。

*1:立場/学年的に上から数えて早かったので。