Giamarhciゼミ第11回

Giamarhciゼミ第11回。担当はgoo2。t-J modelの話と、long range interactionの扱い。
t-Jでは、Hubbardでは出ないphase separationが出るけど、これはartifactかどうか。t-JはUが大きい極限で正当化されるものなのに、phase separationが出るのはUが小さい方。1/Uの平均場が広い範囲で良いような場合があるから、それと同様にしてt-Jがphase separationが出る程度にUが小さい所まで良い場合というのがあり得るのかもしれないけど、どうなんだろね。
長距離相互作用を考えると、スピンが同じ場合と違う場合とで長距離成分の効き方が変わる。singletの場合には引力にもなり得る。
最後にtransportの導入まで行って終了。currentは運動量のboson fieldに比例する。uKという項が出るけれど、相互作用の効果はあくまで波動関数を繰り込むという形で効いてくる。