小さな要素と大きな現象の錯誤

テロメアとか、あと細胞の寿命の話とか。生命に関係したことだと、みんな妙に感心を持って色々と妄想をしてしまうだとは思うけど、構成要素と全体の話をごっちゃにした議論が堂々とまかり通ってる事って多いと思う。細胞の寿命と全体としての生命の寿命とは別物で、生命の寿命が細胞の寿命に関して単調だとしても、単調な依存性は色々とあって、線形な依存性もあるかもしれないけど、一方で、どこかで転移的に変わるけど転移の前後ではほとんど依存していない場合だってある。後者の方が自然だと思うんだけど、普通はどう思うんでしょうか。物理をやってれば分かるんじゃないかとは思う。
似たような話なら、iPS細胞とか。あれも、過大広告だと思う。確かに基礎的に非常に重要な話だと思うけど、「広告」に載っている内容をやるためにはあと二回か三回のブレイクスルーが必要だと思う。ドラゴンボールだったら、フリーザの最終形態を宣伝に出しながら、現状は変身前の形態…ってくらいのギャップがあると思うんだ。まぁ、この件に関しては、宣伝をする方に問題があるというよりは、過剰な宣伝が要求される環境に問題が有るような気がする。