Giamarchi輪講第05回

Giamarchi輪講第05回。担当はM君。
2+0次元の古典系をTLL的に扱えますかというお話。振動子系の密度をTLL的に書いて、それとは独立にXYモデルからボゾン化経由して2次元Coulombガスにマップ。
さらにCFT。スケール変換で出てくる議論は基本的にはプライマリ場でやっているけれど、セカンダリ場はプライマリ場から作れば良いんじゃないか…?という前置き。次元が大きくなる時、次元の自由度の増え方よりも制限の数である自由度の組み合わせの方の増え方の方が大きいということ。Logで虚時間方向無限から有限へマップして相関関数を得る手続きを踏んだ。この写像自体は以前にも触ったことがあるけど、実際に零温度及び有限温度での相関関数を計算してからだと感じられる凄さが違う。1+1次元すげーなぁ。
「1/sinh[z]ははじめは1/zだったのだけど、zが大きくなるに従って、こいつはexp[-z]のようなものであることに気づく」