爆笑問題のニッポンの教養 FILE071-073

撮りだめておいた、爆笑問題のニッポンの教養をFILE071から073まで見た。
爆笑問題のニッポンの教養 FILE071:『ヒトと殺しと男と女/長谷川眞理子(進化生物学者)』」

  • ハセマリだー。安定で保証付きの社会が出来たことが草食男子の原因の一つだと言っていた。そうならば、最近は例えば就職が難しかったり、保証を得るのが難しい社会情勢になってきているわけで、あと数年待つと、それを反映した新しい特徴を持った集団が「生き残ってくる」ことになるのかな。
  • 適者生存の原理のもと進化が進むとして、その変化のdecay timeはどれくらいだろう。今では固まってしまっているように思えるけど。

爆笑問題のニッポンの教養 FILE072:『お米レボリューション/岩永勝(農学)』」

  • 品種改良の学問、育種学。1万年くらい前から育種学は始まっているらしい。進化の次は「進化させる側」かぁ…。
  • 北海道でも採れるような米が出来ているらしい。すごい。
  • 「人間にとって大事なものは食べること」と言い切られるともうぐうの音も出ない。
  • 自分が腹が減るとついついイライラしてしまうので、「空腹と平和は両立しない」という言葉にも納得。平和って大事。目指せ腹八分。

爆笑問題のニッポンの教養 FILE073:『人類よ声を聴け/川田順造文化人類学)』」

  • レヴィ=ストロースに師事したらしい。文字の無いコミュニティについて。
  • 「文字に飼いならされる」という表現には思わず反感を覚えざるを得ないが、その後に出て来た太鼓言葉が面白い。口からも指からも、言葉でも音でもアウトプットできるだなんて。パソコンのキーボードやピアノのタッチの方が口からアウトプットの言葉よりも安定していると表現していた。
  • 昨日イメージストリーミングについての本を読んだばかりだけど、音の大事さも気に留めたいと思う。イメージストリーミングとの関係では結局、アウトプットをすること自体が大事なような気もするが。iTunesのランク付け/種類分けを感覚で行うためのインタフェースがあったと思うけど、そういうものを利用するのもいいのかな。
  • 言葉にならない感情と言語の不完全さ。特に感情を残して表現することも難しさと大事さ。
  • コミュニケーションツールとしてのメールや電話の差異。メールには声が無い。声があることの重要性は前々から思っているけど、それでも電話は何だか苦手だ。ただ、大事なことは声で伝えたいというのは同意。

今調べたら、FILE066が益川先生だったようだ。もっと早くレコーダー買えば良かったかなぁ。