入学式
大学院修士/博士課程の入学式@武道館に行って来た。昼は両親と中華を食べた。美味いものを食べるのは幸せである。 場前にM1のN君と偶然会ったので、応援団のデモンストレーションまでの間、だべっていた。実験の研究室に行くらしく、分光関係の話をちょっと聴いた。お返しにとばかりに色々と話をした。少しでもためになる所があれば幸い。 とりあえずFetterを読んでいるらしいが、経路積分をやりたかったらNegele&Orlandまたは永長先生の本を読むと良いと思う。
開式前に応援団のデモンストレーション。毎回頑張ってるなぁと感心するが、人数が少なくてちょっともったいない感じがする。奏楽は普段よりも良かった。普段は金管楽器がうわずっている感じがするけど、今回はそうでも無いと思えた。 総長と研究科長の話があった。総長の話は何だか無難な上に中身が無くて前の総長よりもつまらんかった*1。研究科長の話はさらにつまらなかったので少しうとうとしていた。会場がちょっと暑かったのもある。 その次に話した女性の名誉教授の話は面白くて満足だった*2。 しかし、さらにその後の入学生の総代表の宣誓の内容が大きすぎて何だか詐欺みたいな印象を受けてちょっと引いた。あちこちに繋がらないようなトビがあるうえにそんなことを勝手に宣誓されても、と思う。院生一人一人が出来ることのキャパシティというものがあるわけでさ。
式が終わり、会場から出てから、あまりに人が多いので人がはけるのを待った。友人数人を捕まえて適当に話していたら人がはけたが、地下鉄の入り口まで人が詰まっているような状況だった。怪我人が出そうで怖い。しょうがないから神保町の方に歩いていってお茶。ミスドの上位互換の店*3でお茶をしたのだが、確かに上位互換だった。シナモンドーナツ美味い。三省堂に行き、I君と合流。確かに以前に会っていたことを思い出した。理系クンの作者の新しい本が出ていたので購入。ベローチェでダベる。共栄堂でカレーを食べた。久々に美味しいカレーを食べられて嬉しい。ついでに秋葉原のヨドバシに寄って電子辞書を見た。
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帰ってから、クラウド化する世界を読みきった。これは楽しい。
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- 情報処理の授業で教える「常識」「リテラシー」はもっと「現代的」で「実際的」になるべきだと思う。
- 誰か鉄砒素超伝導について初心者にも分かるようにコンパクトにまとめて説明して欲しい。
- 理科と文科の文化の違い。宿題なんていう言葉を久しぶりにきいた。微分もしないなんて。
- 数学の論文誌には年間で合計オーダー10本くらいしか通らないほど凄い論文誌があるらしい。物理には対応するような凄い論文誌は無いよな。
- 数学の院生の生活スタイル。間違い無く物理の院生のそれとは大きく違うと思う。分野別に生活スタイルの分布を調べたら楽しそう。
- 物理の数値計算を真面目にやるならば、もっともっと情報系の知識を蓄えた方が良い気がして来た。
- メゾスコピック系を勉強したいのならば、朝倉物性物理シリーズの勝本先生の本が良いと思う。
- カレーのルーの流儀。左か右か手前か奥か。僕は右にルー派。
- カレールーのあのそれっぽい入れ物はいくらぐらいするんだろう。あったらちょっとリッチ感が出て楽しいと思う。