学会三日目

レビューセッションには起きれたら行こうと思ったら、起きれなかった。でも、よくよく考えたら目覚ましをかけてすらいないことに気づく。
昼ご飯:一人でカツ丼。やっぱカツはこうでないと。
13:30-17:00 領域11 生体分子機械・非平衡定常系
→開始前にN島君と少し話。セッションの内容は「あれっ」と思うものも有ったけども基本的に面白かった。だが、発表の仕方を工夫すればもっと面白いんだろうなぁと思えるものもちらほら。あとでメモをじっくりと読み返そう。目当ての原田さんらの話(登壇者は共同研究者の宮崎さんだったが)に満足。休憩時間にちょろっと話を聴いて、自分なりにそこそこ理解した気になった。
MD君が海外に行くというので、壮行会という名目を借りつつ学生のみの飲み会。

  • 共同研究をしている一グループが同じ研究についての連続発表をすることがあるが*1、そこにちょこんと混ぜられて発表するのは非常に厄介であるということ。それだけなら良いけど、「セッションを私物化」して質疑の内容を一笑にふすようなことがあると厄介を超えて弊害と呼ばざるを得ないと思う。2個連続ならまぁ良いかと思えるので、半セッションの過半数を超える場合には気をつけた方が良いような気がする。
  • そういや、10分のブザーを超えても喋り続け、15分のブザーまで喋り通しで、さらにそこから質疑を長々とやっている発表があった。お偉いさん(なのか?)だからにしても酷い。練習すれば10分で話せるようなことを話すのに、10分を超過したら、(聴いている人の人数*超過時間*2)だけの質問時間を「盗んで」いるようなもんだと思うんですが。次の人にしわ寄せが行った上で、さらに座長が次の発表者は急かすってどーよ。十分にスピーディーに発表をしていたのにも関わらず。
  • あと、別に10分を激しく超過しているわけではないけど、「先生に言われるがままに作業をして、理解をせずに業績稼ぎのためだけに発表をしているように見える」学生もどうかと思う*3。そのセッションの大物へのお目見えを兼ねて、質問で「かわいがられる」ことでレベルアップさせるという一面は悪く無いけど、でもあれだけの面子が揃っている場で、あれ以上は思いつかないサービス質問をされているのに答えられないというのはアウトだろう。
  • 指導教官の短所はそりゃあ2年間もすればたくさん見えてくるわけだが、酷い場合にはどうしようもなく酷いらしい。以下、聞いた話をもとにして軽い一般論。人格が駄目だとしても、アカハラで訴えられなければ良い…わけではない。人格が駄目でも物理についてはきちんと話をする*4というくらいがボーダーな気がする。駄目な人格が物理の議論や研究生活に影響を与えるほどになるとまずい*5。そんなに駄目なやつならば研究室見学の時に気づくだろう、というのはどうやら間違いで、この手の人は「外面」は非常に良いらしいのが厄介だ。

*1:同じグループの構成員が別の研究の発表を連続でするのは無問題だと思う。

*2:1分くらいの超過ならまぁ……良い気もするけど。現実的に考えて。

*3:自分もそうはならないように気をつけないと。

*4:当然、常に正しいという意味ではない。

*5:もしかして、研究がしたいのではなくて、でかい顔をしたいだけなのかもしれない。