学会3日目

学会3日目。午前中は領域4、グラフェンの量子効果。なんだかごった煮なセクションだった。結局のところ、「グラフェンの専門家」なるひとはいないわけで、皆がそれぞれの手持ちの方法で荒らしまくっているような感がある。第一原理とこてこての数理物理以外の方法は色々と出て来た。グラフェンについてあーだこうだ言うのではなく、方法、測定量、着眼点etcの例を見ていると思えば結構ためになる。topologicalな面を見るにしてもChern #, entanglement entropy, Berry phaseが全部出て来た。
昼はKさんとIさんと。色々と話をした。実験やさんと話すのは大事。M先生と話した時にも思ったが、もっともっと実験のことも知っておいた方が良い。
午後は領域3、スピントロニクス的なセッション。多少は知っているし、次にやりたいことの一つと関係しているので興味はあるのだけど、基本的には門外漢な分野。色々と勉強になった。スピン流の基本的なテクニックとスピンゼーベックを聴けたのが特に良かった。Iさんに参考となりそうな文献を教えてもらった。チェックしよう。
A君に会った。発表内容について聴かれたので雑談。形式的には成り立つ式であっても式の要素を具体的に計算出来るかと言われればむずかしい。具体的な量を求めるためには各論的な手法が必要になるのはそれはしょうがないこと。そうだ、NRGもやった方がよいんだった。
飲み会。刺身が非常に美味しかった。3次会までぶらぶらと。ジャージャー麺も食べた。美味しかったけど、少し期待しすぎていた感がある。安かったのも問題なのかもしれない。