学会4日目

学会4日目。最終日はのんびりと起床。朝飯のおかずがすでに結構無くなっていたのがショックだった。
今日は領域4のセッションが全く無いので、領域11をちらっと見る程度に。S研のYさんのポスター発表が面白かった。普通はスカラーな量だと、それがベクトルになる可能性を想像しにくいが、拡張としてそういう可能性もありえるわけだ。ポスター会場で佐々先生に会ったので少し話した。time dependentな数値計算のシミュレーション方法は色々あるけど、やっぱり概して難しい。特に量子系だと酷い。
andyと会ったので第一原理的な話を聴いた。方針だけ聴くと、恐ろしく直球でごり押しなのだが、実際にやることを考えると大変なんだろうと思う。
夕飯に前沢牛100%のハンバーグを食べた。1450円。メニューにサーロインステーキものっていたが、7000円だった。高い。ともあれ、わんこそば・冷麺・じゃーじゃー麺・前沢牛と、これで盛岡で食べるべきものは一通り食べた気がする。
無事帰宅。今回の学会は結構ためになったと思う。聴いて良かったと思える「当たり」の講演を前回よりも多く聴くことが出来たし、初めてオーラル発表したことによる経験値的なものも大きいと思う。レベルアップしてるかどうかは分からんが、前回と比べて講演の見え方は大きく変わった。中には「人の振り見て我が振り直せ」的な発表も数点あった。ああはなるまい。あと、思っていたよりも10分は長いのかもしれない。準備をせずに挑んだり、てんぱってしまったりすると短いが、経験を積んだ人がきちんと準備をすれば色んなことを喋ることが出来る…そういう長さなのだろう。
今回の学会で「君はやけに落ち着いているね」「え?修士?」の類のコメントを何回も色んな人からいただいた。この手のコメントには段々慣れて来てしまった…。話している時の感覚を思うに、まだ過大評価側にある気がする。過小評価よりはいいかもしれないが、もうちょっと実力に近づけたい。実力の方を上げたい。
修士論文についてのメールがまわって来ているが、そろそろ修論のことも考えないといけない。主査は指導教官と決まっているけども、副査の希望をどのように出すかが問題だ。分野的にほとんど選択肢が無いと思っていたけれど、先輩に「あの先生はもう結構お友達なんじゃないの?お友達だと緊張感が出てこない気がするんだけど。修論発表は多少緊張した方がためになるんじゃないかな」と言われた。言われてみれば一理ある。どーすっかなと考え始めてみたが、「お友達」の判定ラインにもよるけれど、ラインを下げると「お友達」な先生は結構多い。それだったらいっそのこと気にしなくてもいいかしら。うーん。