ランダム行列と場の理論

ランダム行列のノートを一通り眺めて、具体的な計算がどのように行われるのかを確認した。行列や四元数の知識はランダム行列の分布を求める時に使うけどそれだけでは物理量の計算は出来ず、具体的な計算はちょっとした微分積分をする必要があるようだ。計算をするならskewnessまでは計算したいと思うのだけど、予想される積分を想像して面倒そうに思った。コンダクタンスの分散の計算をすることでUniversal Conductance Fluctuationが出てくることも確認できたが、その気持ちが分からない。 結局、ランダムって何だろう。 スケールによって違うものだとは思うけど。
今期の輪講は水曜にHerbut(臨界現象への現代的アプローチ)と金曜にShankar(電子系を例にとった繰り込み群)。手法に偏っている気がする上に、二つの輪講の雰囲気少しかぶっている。経路積分の良い勉強だと思えばそれはそれで良いのだけど、物理っぽい勉強をきちんとしないと…。