life changing for the more chaotic

教育用計算機システムのIDを申請してきた。見せられたビデオの日本語が酷かったけど、オーバーリアクション満載の動画がそこそこ面白かったから良しとする。とても阿呆っぽくて良い。印象に残すためにはこれくらいが良いのかもしれない。
Shankar輪講初回。担当はHさん。イントロを簡単にまとめて、d=4のスカラー場で繰り込みの具体例のチェック。Feynman diagramを書いて適当に計算したくなる項を少し真面目に計算した。
物理の式変形の途中で出てくる発散について少し分からなくなった。Gauss積分についての理解が不足しているのかもしれない。いや、もしかしたら積分や発散といった概念についての理解の不足なのかもしれない。いやいや、もしかしたら物理が分かっていないのかもしれない。
「この本を読めるかどうかがhogehogeの専門家になれるかどうかを決める」ような本が存在する分野は一体どれほど存在するだろうか。
自分がどのような選択をしようが結果には影響をほとんど及ぼさず、しかしその結果が間違い無く自分にショックを与えるものであるという、そういう選択肢を提示されたとき、結果がまだ生じていないのにショックを受けてしまうようなことはある。そういうことがあったのだけど、何をしようがどうしようもなかった。
John Wheeler*1に続いてEdward Lorenzまで死去したらしい。何とも言えない気持ちになった。僕にとってはカオスは既にある程度「出来ていた」分野だし、Lorenzは「過去の人」であって「もう死んでいるも同然」であったのだけど、それでも何なんだろう、これは。

*1:Feynman, Everettなどの指導教官だったらしい。本人の論文や本は読んだ事も見た事も無いけど、多分有名なのだろう。