もやしもんと品格の衝突

完全にみーはーだが、もやしもんのアニメが結構面白いと思っている所に、もやしもんの6巻の限定版についてくるぬいぐるみが付いてくると聞いて以来どうしようかと思っていたが、昨日、予約ついでに1〜3巻までを買ってしまった。アニメより原作の方が良いと思う*1。アニメ化の際に「音大(のだめ)、芸大(ハチクロ)と来たら次は農大(もやしもん)だ!」といった感じの宣伝文句を見たが、のだめとハチクロよりもある意味「等身大」の大学生のように見える。いや、もしかしたら音大や芸大よりは農大の方が物理に近いからそういう風に見えるのかもしれないけど(電子顕微鏡出てくるし)、でもそんなことよりも、作品中で流れている時間はのだめやハチクロよりも実時間に近いと思えて、それが大きいのかもしれない。とりあえず4,5巻を買わないと。
あと、ついでに今更ながら「国家の品格藤原正彦」を買ってみた。まだ読んでない。「バカの壁」を読んだときに、「何だか『当たり前』のことが書いてあるな」と思ったのだけど、それなら(ここにアクロバットジャンプ)国家の品格とやらも読んでみようかと。あとはついでに「文明の衝突と21世紀の日本/サミュエル・ハンチントン」を買った。同様にまだ読んでない。同じ人が書いている分厚い「文明の衝突」の簡略版だと思うのだけど、どうだろう。「文明の衝突」は浪人時代に最初の方を読んだだけで時間が取れずにそのまま放置されているのだけど、これくらい薄ければすぐ読めるだろうと。…それにしても2冊あわせて400ページいかないのだから薄い。分量が少ないのは悪い事じゃない(むしろ出来るのならそっちの方が良い)のだけど、ちょっとだけ心配になる。

もやしもん(1) (イブニングKC)

もやしもん(1) (イブニングKC)

国家の品格 (新潮新書)

国家の品格 (新潮新書)

文明の衝突と21世紀の日本 (集英社新書)

文明の衝突と21世紀の日本 (集英社新書)

*1:この原作(媒体を抜きにしたお話という意味で)が初めて表わされたところの漫画媒体での表現はアニメでの表現より優れているというべきか。大抵の場合初めて表された形が一番良い気がするけれど、それでも他の表現の方が良いと思える場合もある。この場合は流石原作だと思う。