3連続の2

Goldenfeld seminar2回目。前半部分を担当。LandauのFree energyと熱力学的なFree energyの違いを説明してから、汎関数についての確認をして簡単な計算をした。"scaling trick"とか言ってるけど、初登場の所ではそれ自身についてきちんと書いている訳ではないのね。後半はHさんが担当。Landau Theoryがどういう時に駄目になるのかを一通り。ふと、「今日は鎌倉幕府を作って壊します」なんてことを言っていた社会の先生の台詞を思い出した。来週はGaussian approximationから。 相関長と相互作用の距離は同じようなものだとしているのと、microscopicという言葉の使い方が気になった。そしてやはりrenormalizationが良く分からないのだが、Goldenfeldの続きを読んでいけば何か得られるかな…?
明日は場の量子論の小テストとNegeleゼミの担当。ここまで担当が続くのは初めてである。物質科学の講義中に内職しながらゼミの予習を少々。何とかなりそうである。そして講義では対称性の破れを強調していたが、標語で綺麗に無理矢理まとめてしまおうとしている感がある。「厳密には違うんだけど」というかそれは全然違うのでは。
On-site Coulombの影響がどのように効いて来るのかの直感をあまり持ち合わせていない。5限との兼ね合いもあって固体の電子論(斯波)を持ち帰って来たので時間を見つけて読みたい所である。
Binderが書いているMonte Carloについての本が周囲でにわかに人気である。
少し大きめの鍋が手に入ったのでカレーを5食分作ってあったのだが、今日の晩飯が5食目だった。食べ終わった後、内壁にカレーがついていて洗うのが面倒に思えるような鍋を見て、大量のカレーを作ったという実感がようやくわいてきた。幸い、洗うのはそんなに手間ではなかった。