2006年

1年を振り返って。
雑感。

  • 1年前と比べると成長しているかは分からないのだけど、やたらと色んなことをした気がする。得られた知識もかなりのものかと。そして学科の主に控え室のメンバーとの親睦が深まったと思う。
  • クリアしたゲームの数は10本は軽く超えているのかな。一番楽しかったのはFF12。一番嬉しかったのはMOTHER3スマブラマリオテニス、マリオ&マリオ2の腕がかなり上がった。
  • この1年の目標は立てていなかった。向こう1年の目標は「論文を書く」「カレー作りを頑張る」かな。初めての一人暮らしで精一杯なんておそまつな1年にはしない。

一ヶ月ごとに簡単に。
1月

  • この頃は北原和夫の本で非平衡ゼミをしていたようだ。ゼミ以外にも色々と非平衡っぽい話を勉強しているみたい。他にも宮下・今田など、色んな統計力学の本を漁るように読んでいた覚えが有る。
  • 原子核のゼミが大変だった。章ごとに担当を分けるのではなく、毎回担当を変えるのが良い。
  • レーザー実験で組んだKとTキチは理論に行くと思っていた。今ではすっかり実験屋さん。
  • 物理学演習のレポートが大変だった。あれだけで学部でやるような散乱理論は十分かと。
  • 非平衡統計力学/北原」「統計物理学/今田」「熱統計力学/宮下」

2月

  • 特別実験・理論演習の希望が通るように色んな人と話した。これでどこに進むかと、院でどこに行くかに中々の相関があると聞いたので研究室について調べたり話したり。この時点では柏に行くことは全く考えてなかった。
  • 思えば、量子力学の試験後に末広に行った面子はみんな「控え室組」である。
  • Physics.Lab.2006が本格的に始動。クリーンルームに興奮。教室会議は意外と緊張しなかった。
  • Kolmogorov&Fominの関数解析ゼミと物性研究者のための場の量子論のゼミを行っていた。結局関数解析ゼミなのにその手前までしか進まなかったのだよな…。
  • TOEFLに怯えつつ対策をする日々。
  • 「INTRODUCTRY REAL ANALYSIS/Kolmogorov&Fomin」「物性研究者のための場の量子論/高橋」

3月

  • 五月祭。3月前半はゼミをして、後半は実験をする日々。特に後半は大学に行って実験をし、帰ってはFF XIIというとてつもなく充実した2週間だった。
  • FF XIIが予想していた以上に良いゲームだった。楽しめました。
  • Nintendo DS Liteをゲット。寒い中行列に並ぶのは辛かった。
  • TOEFL。英語苦手なので緊張しまくり。受付のおばちゃんのミラクルな勘違いに踊らされて舞い上がっているうちにリスニングが終わってしまっていた。今となっては良い思い出か…?
  • メゾスコピック系/勝本」

4月

  • 五月祭。当初の予想通り責任者補佐として動いた。朝永のコラムを書くことになりその周辺の勉強。実験は主にナノワイヤと液体窒素を。
  • 理論演習はChaikin&LubenskyのPrinciples of condensed matter physics。楽しく時に厳しいためになるゼミでした。
  • 100ページの論文をプリントアウトしてはしゃいでいる形跡がある。最近ではもはや100ページ程度じゃ驚かなくなっている。
  • 長年待ち続けたMOTHER3発売。楽しめたけど、前作をやってないと十分に楽しむことは出来なさそうだ。
  • 「Principles of condensed matter physics/Chaikin&Lubensky」

5月

  • 5月は五月祭の月。QPCの実験が難航したり、Macが壊れるというアクシデントにもめげずに冊子作りで徹夜をしたり、事務的なことの進行状況を逐一チェックしたりと大変だった。あまりに忙しくて食事を24時間以上しないということもあったり、忙しくて家に帰れず初めて大学に泊まったりしたけれど、無事に乗り切ることが出来た。五月祭と前後を含めた四日間はとても楽しかった。
  • 院試が近づいてくるように感じた月。駒場の説明会に行き駒場も良いかと悩んでいたら、五月祭の次の日の講義で運命的とも言える素晴らしき偶然。あのタイミングでメゾスコピックとか言われたら笑うしか無い。おかげで以降1ヶ月は悩み続けることになった。
  • スマブラでの隙の付き方がレベルアップしてきた。麻雀しながらスマブラで勝つとか阿呆である。
  • 「Principles of condensed matter physics/Chaikin&Lubensky」「脳のなかの幽霊/ラマチャンドラン」「量子力学と私/朝永振一郎

6月

  • 五月祭の後処理。打ち上げや報告など。固体物理の話もこの頃から現実味を帯びてきた。
  • 院試対策ゼミ開始。猪木川合の量子力学と久保編集の統計力学を読み込みながら問題を解いていった。以後、院試が終わるまで日曜日は休息の日では無くなった。
  • 院試関係のガイダンスや研究室見学。名刺代わりの五月祭の冊子が使えた。駒場か柏か本郷か…。悩める毎日だった。
  • 何故物性にしたのかと問われて戸惑ったのはこの頃。今思うと自分が感動したものを扱っているのが物性だったというだけだった。意外と自然。
  • 量子力学/猪木&川合」「大学演習熱統計力学/久保編」

7月

  • 院試の願書締め切り前、色んな人と話した。数人の進路に少なからず影響を与えた気がする。
  • 院試勉強をしつつ、講義のレポートや試験をこなす日々。月末には院試勉強が一段落しているようだ。
  • 学科のビアパーティで色んな話をしたのが印象に残っている。
  • 「磁性は勉強したいけど謎が多い」というコメント発見。今でも分からん。
  • 「固体の電子論/斯波」「ハイゼンベルクの顕微鏡/石井」

8月

  • 物性若手夏の学校。4年生で参加というだけで注目された。多くの院生と知り合えたり、先生から貴重な話を聞けたのは良い経験だったと思う。院試勉強とそうでは無い勉強に対してのモチベーションが湧いた。ここでも五月祭の冊子活躍。
  • 院試勉強をひたすら。演習の問題を解き、過去問を解き直し、講義のノートを読んではまとめるという作業をひたすら。何度も泊まり込みで勉強。平均して一日10時間以上くらいは勉強しているのかな。
  • 院試勉強の合間にやっていたマリオテニスの腕が凄いことに。Oのトルネコのやりこみ具合も印象的だった。院試直前なのにDQ7とFF3DSが結構順調に進んでいるのはやっぱ余裕があったということなのかな。
  • 院試の筆記にて受験票が無くなったのは今となっては笑い話。
  • 「熱統計力学/宮下」「新版量子論の基礎/清水」

9月

  • 院試の面接。途中で出された意図が良く分からない質問で完全に撃墜されてしまったのは、今思い出しても悔やまれる。第二希望の実験の面接は楽しめた。発表までの時間は長すぎると思う。学科の人と飲み屋で飲む機会が3回あった。いずれも会話の内容が「平均的」ではなかった。
  • 試験や合格発表後の麻雀とマリオをきっかけに、以降たびたび行われるように。
  • 「1月まではとりあえず適当に勉強をして、それから方向性を決めよう」と決意しているが、色々と良い予想外の結果、今では多少の方向性が見えている。
  • Oがはぐりんを仲間にしていたのがとてつもなく衝撃的だった。
  • 牛丼祭ではきちんと牛丼を食べた。
  • 固体物理の基礎/アシュクロフト&マーミン」「存在から発展へ/プリゴジン

10月

  • 講義は履修するもののほとんど出ず。特別実験では低温で遊ぶことに。慣れない実験に最初は疲れっぱなしだったが、10月も終わる頃には少し慣れてきた。
  • Peskinゼミ、AGDゼミ、測度論ゼミスタート。前2つのゼミについては継続して参加中。
  • 永長先生のコロキウムが印象に残っている。
  • 大学に泊まることが習慣化。
  • 周りのマリオの腕が少しずつ上がりはじめる。
  • ミハエル引退。思えばF1を良く見た一年だった。
  • 「An Introduction to Quantum Field Theory/Peskin」「METHODS OF QUANTUM FIELD THEORY IN STATISTICAL PHYSICS/AGD」

11月

  • 講義に出ていないので、特別実験とゼミと麻雀がメイン。控え室の環境が少しずつ良くなっていった。毎日が平日では無いような気がした。
  • 中旬から下旬にかけて偶然が良い方向に次々と重なってとてもラッキーだった。
  • 非線形のCOE、物性セミナ、佐々先生のセミナなどを聞いては色々と考えた。楽しいのなんの。
  • ついに必要にせまられてのプログラム。環境を作る所から、OpenGLについて少し調べて組み合わせる所まで。これで遊び道具が一つ増えた。
  • 「An Introduction to Quantum Field Theory/Peskin」「METHODS OF QUANTUM FIELD THEORY IN STATISTICAL PHYSICS/AGD」

12月

  • 生活の基本は変わらず。家を探しに行って速攻で決定。今学期が終わったら一人暮らしがスタートだ。
  • 特別実験にかなり慣れてきた気がするが、やるべきタスクはそれに伴って増える。
  • ゼミに慣れてきた。少しずつ院生生活が手の届く所に近づいてきているのを感じる。
  • 田崎さんの集中講義が楽しかった。初回に出られなかったのが残念である。講義後の飲みも楽しめた。
  • 月に徹カラ3回、内2回は2日連続というのは今までもなかったし、これからももう無いだろう。
  • ついにスマブラの1対1に目覚め始める。1対1も楽しい。
  • DQ XIの制作発表。ただ待つのみ。
  • 「An Introduction to Quantum Field Theory/Peskin」「METHODS OF QUANTUM FIELD THEORY IN STATISTICAL PHYSICS/AGD」