The Catcher in the Rye

The Cather in the Rye/J.D.Salinger,村上春樹訳を読んだ。
それなりの楽しみ方をしたけれど、何が面白いかと言われると難しい。SACを時折連想しながら読んだ*1ので少し楽しみ方が変かもしれない。中身は無いと言えるような口述形式の小説だけど、これを中学高校で読んで感銘とか受けてしまったら良く無いかな〜と思える本。50年以上売れ続けているからには感銘とか受けちゃってる人は少なからずいると思われる。
ネタとしては一発屋的なものなのかな。同じような本がもう一冊あってもきっとしょうがなくて、この本一冊あればおそらく十分。

*1:"I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes."