電子の世界からの誘い

大学へ行き、マリオコレクションのマリオでW(-1)が出せずに唖然。しょうがないからGBAで出してみせた。その後でO氏と最速プレイの動画を鑑賞。やっぱすごい。マリオの練習をしばらくしてから、FF5でABP稼ぎ開始。ABPアップが素晴らしい。
Peskinゼミ2回目。Tキチ担当。参加者は今回も多い。K.G.fieldのプロパゲーターやら因果律について延々と。意味不明な積分が困るけど、それ以外の所は良いと思う。
物理学科のコロキウム。講演者は物工の永長先生で「固体電子が見る"時空" -強相関系のゲージ理論-」について1時間半。一般相対論で時空が曲がっているがためにRiemannテンソルが0ではなくなるのと同じように、Bloch電子がBerry phaseを感じるというお話。Bloch電子が断熱的には同じバンド内にいるという条件からHilbert sp.の"曲がった"部分空間内で運動していることになる。"ベクトルポテンシャル"を導入することで発散が0にならないような"磁場"が現れ、つまりmagnetic monopoleが出てくる。物理としては、特にcurrentについて調べると楽しいという視点からBerry phaseによって駆動されるTopological currentについての話が続く。これは室温でも見られる量子現象であり得そうだから良いという主張がなされていた。「そりゃあ低温にすれば変わった特性はいくらでも出てくるでしょう」といった感じのコメントに笑ってしまったが、後ろの席に低温の研究室の先生とMがいたのでちょっとびくびく。具体的な現象の例としてはAnomolous Hall Effectが挙げられた。五月祭で扱ったネタと近い話も少しあって楽しかった。「相対論的効果を見たいなら固体物理をやりなさい」と言った煽りを入れながら、高温超伝導やskyrmionの話をしておしまい。とても楽しかった。
コロキウム後、話を聞いていた3年生数人としばらく話す。「4年生にもなるとこんな話をきちんと理解できるんですか」という質問を受けたがそんなわけはない。分からない所は沢山。けれど、話を聞いてモチベーションがとても上がる程度には色々と分かったり感じたりしているつもり。
晩飯は黒担々葱韮乗せ。食物繊維たっぷり摂取した気がする。
控え室に戻り、麻雀を眺めながらFF5。ジョブを全てマスターし、ざんてつけん連発でレベルを上げ*1、一応ラスボスを撃破しておいた。

*1:FF5は何回かクリアしているが、ラスダンまで来てからレベル上げをしたのは初めてだ。