黒本ゼミ-3

黒本ゼミも三回目。角運動量の部分の記述が少ないことを確認し、摂動の計算をもっときちんとすべきだと思わされた。式を睨みながら、物理数学っぽい計算をもっと練習すべきだとも思った。角運動量・摂動については他の本でもっとフォローしよう。
94年の院試の過去問を解いた。1番(量子力学)はWKBについて。WKBというと厄介なイメージがあるが見かけ倒し。単なる代入計算。Gamowの透過因子が与えられているのだもの。2番(電磁気学)は遅延ポテンシャルについて。難しい所の導出は求められていないので楽。向きが分かればあとは絶対値が分かればOK。3番(統計力学)は相互作用の無いn粒子系でスピンのエネルギーを考慮すれば良いというもの。記号の定義を見間違えて焦る。5番(物性)は音響モードとか光学モードを思わせる問題だが、単にバネの運動方程式を解くだけのものだった。物理的解釈以外は高校生でもいける。4番が原子核のshell modelとLS相互作用だったので、物性では無くてこちらを選んでもよさそうだ。
ぷよぷよをしてまったりしてから、夕飯を食べて帰宅。夕飯は風天にて醤油ラーメンに味玉。以前食べた時よりも美味しく感じた。