物性研ガイダンス

講義は出ず。物性研のガイダンスのためだけに大学へ。控え室でS木と手合わせ。間合いの何たるかを身を以て感じ始める。大きくレベルアップするための第一歩を踏み出したと思える。ヒットアンドアウェイして時に急に近づいてインファイトで大きいのを一撃。イメージはますますハンターじみてきている。
Goo2が統計特論のノートを計算補完しつつTeXにしてくれていたものを査読中なのだけど、途中経過を報告。分かっている人にとっては当たり前というのが時に怖いのであります。そして校正作業に慣れつつある自分に気づく。五月祭の影響だろうか。五月祭の冊子のときは校正を反映させる作業しかしていないけど、kuroやO田の指摘の仕方を見続けたことによって何か得られているのだろう。
院試の過去問の92-98年分を製本。150円とちょっとした手間だけでこんな格好良いのが出来るのは嬉しい。
物性研ガイダンス。素論志望のHが「物性も楽しそうなんだよな」と言っていたので手招きしてみたが、きっと来ないだろうな。説明は一研究室4分。第二サブコースで物性実験を書くことも考えて実験理論両方の研究室の説明を真面目に聞いたつもり。実験だったらメゾな系の伝導が出来ると嬉しい。電気でも熱でも。一方、ギネスものの磁場とか言われてもあまり楽しそうだと思えないのだよな…。今まで見たこと無いような臨界現象とか相転移が見られるかもしれないというのはあるかもしれないが。他にも色んな現象名が出てきたが気になるのはSC。異方的なものは面白そうだが、異方的なSC以前に普通のSCの勉強をしないといけない。理論で気になったのはcomputerの扱いかな。
ガイダンス後、ラウンジで雑談。nucとタオルを投げて遊ぶ。キャッチボールみたいなもの。その後、ラーメンを食べながら進路について話した。研究職についている人は多いという現状では「多くの人の中で自分だから出来ることは何か」というのを考えるのは大事かもしれないが、「そもそも自分は何を研究したいのか」ということを見失いたく無いと思った。まだ迷える。物性理論に行きたいと思っているけど、心変わりして素論に行くかもしれないし、理論ではなく実験志望になるかもしれない。ゆらぎを無視せず*1最後まで最適化を計ろう。

*1:平均場じゃつまらないからね。