ローグギャラクシーの感想に見るゲーム事情
ローグギャラクシーをちょっと前にクリア。隠しというか追加要素をやるのには纏まった時間が必要そうなので自重中。
「人を選ぶゲームではある。戦闘がアクションで、難易度が低く無いという時点でドラクエのような純粋コマンド式の戦闘よりも敷居が高いという点ではそう。ストーリー・設定とかはベタかも。ただ、世界を歩き回るのは楽しいし、やり込み要素もたくさんある。楽しもうと思ったら幾らでも楽しめるゲームだと思う。僕は楽しんでいる。音楽は気に入った。きちんとBGMしている。」というのがとりあえずの感想。
ストーリーに不満を抱いている人に対しての感想はhttp://d.hatena.ne.jp/a-ki_room/20060113/1137348095で書いた通り。「斬新さが無いからストーリーが駄目」とか、何が何だか良く分らない。どういうストーリーなら良いのか。凄いのになると「ストーリーで自己矛盾」とか言って叩いているその人の感想が自己矛盾してる。中には「斬新さが無いから駄目。しかも自分の思ってたのと違う」なんてコメントも。どうすれば。
まぁ、ストーリーは置いといても思うのは、最近はゲームを自分から楽しもうとしてない人が多いんじゃないかなということ。あるゲームに対してストーリーに沿って映画を見るかのごとく遊ぶだけ*1で、つまらないとか言う。そりゃつまらないだろう、RPGは小説じゃないのだから。せっかくそこに世界が作られているのにただ流されるだけなのは遊んでいるとは言えまい。行ける所に歩き回り遊べるものを遊び尽くすような、そういうスタンスで楽しんでこそのゲームではないのか。楽しもうとしてないのに楽しく無いからクソゲーだとか言うのは馬鹿げている*2。
あと、「ローグギャラクシーにはやり込み要素が多すぎてやり込みきれないから駄目」とかいうコメントもナンセンス。やり込みきれるのが普通のゲームってどうなのよ。やり込みはやり込もうとしてやり込みきるものというよりは、楽しいから遊んでいたらやり込めてしまったとか、自分ならではの楽しみ方を模索していたらそれがやり込みと人に呼ばれるようになったとか、そういうものだと思う。
楽しもうとしないのならゲームなんてしないで、他に楽しい事を探せば良いのに*3。楽しめないならゲーム*4なんて時間の無駄…何て言いたいけど、ゲーム離れをして行く人がたくさん出てくると、自分が楽しめるゲームが出てくる可能性が減ってしまうように思えるのでちょっと弱い。
