世代間のみぞ

グランディア3の感想を探していると、如何にもゲーマーって感じの人の感想にぶちあたったりする。それも滅茶苦茶昔(多分僕が生まれる前)からゲームをやっているような人の感想に。こういう人の感想は読んでいてためになる…というと変だけど、そういう意見もあるのだなと納得させられる。ただ…、どうしてもジェネレーションギャップを感じてしまう。
昔からゲームをやり続けているような人は、「とても面白い」と思えるゲームに出会えたことがあるはず。その中でもいくつかのゲームは半ば「伝説化」しているのかもしれない。長くゲームを続けているひとほど最近のゲームには辛口のコメントをつけてしまう傾向にあるのだろうし、本人の中で「伝説」であるゲームの発展系のような理想のゲームをやりたいがためにゲームをやり続けているのかもしれない(暇つぶしの方法としてゲーム以外に知らないだけかもしれないけど)。
この「伝説化」しているゲームの出た時期が大きく違うと、ジェネレーションギャップを感じてしまうのだと思う。ガンダムオタクがEVA世代のオタクとギャップを感じるかのごとく、コンシューマゲーム中心のゲーマーの間にもそういうのがあるんじゃないかな。自分も幼稚園の頃にファミコンに出会ってからかれこれ17年ほどゲームをやり続けているわけだけれど(実際にはもっと小さい頃にパソコンでブロック崩しなどをやっていたはず)、ある程度ゲームというものに慣れてからマリオやドラクエに感動したような人たちとはどうしてもギャップを感じてしまうみたい。
ちなみに、僕の「伝説化したゲーム」はRPGについてはDQ3・FF3・Mother。DQ/FF世代なのかな。自分がDQ/FF世代だとするなら、一つしたの世代はポケモン世代?「ドラクエ3もやったことが無いのか、けしからん」とか言いたくなるけど我慢している自分を想像して、それが結構リアルに感じられるのは、自分がジェネレーションギャップの年寄り側にすでにいるという証拠なんだろう。
なんとなく、DQとFFは次回作か次々回作ぐらいがシリーズ最終作になるんじゃないかなと勝手に思っては、勝手に寂しさを感じている。