レビューとか批評とか

Amazonで、特にゲームのレビューを見ている時に思うこと。Amazonのレビューに☆1ことか2こしかつけずにただけなしてるだけのようなレビューをたまに見かけるんだけれど、
そういうのに限ってプロフィールが書いてない。批評をするのは結構だけれど、けなすのは批評とは違う。自分はそういうのは好きじゃないし、好きなゲームのレビューにそういうのがあると気分の良いものではない。でもだからといって、「けなすだけのようなレビューは絶対に書いてはいけない」なんていうのは乱暴にすぎるだろうし、相性が合わなかったりしてレビューを書く上でどうしても感情的になってけなしてしまいたくなるようなゲームと人の組み合わせが有るっていうのは確かだと思う。だからせめてプロフィールとか書いてほしいんだよな。「自分はこのようなゲームが好きだ」とか。けなしているだけのようなレビューであっても、その人の嗜好が分かれば参考になり得るわけだし。たとえば、あるゲームを引き合いに出してきて「○○に比べればどってことない」なんてコメントがあったとしても、プロフィールからそのゲームの熱狂的ファンだということが読み取れればまだ良い。
ここまで「けなすだけのレビュー」しか言及してこなかったけれど、これは「ベタ褒めするだけのレビュー」に対しても同様。「最高です!PS2持ってるならやらなきゃ損です!」なんてレビューには価値が無いと思う。まぁ、そういう風に薦めたくなるゲームがあるっていうのは分からなくもないけれど、それにしても「やらなきゃ損」なんていうのは言い過ぎだし、何故損なのかを言わずにただ薦めたい気持ちだけを押し付けるのはどうかと。ただ、具体的に良い所を明示して褒めちぎってるレビューしてあったとしても次のようなレビューは役に立たない気がする。「○○萌え!…(以下具体的にどこが良いのか延々と)…」
こういう話はゲームに限らず本とか映画とか、批評やレビューの対象となるものに対しては言えると思う。まぁ、自分もレビューとかを書く時には、ベタ褒めもせずただけなしもせずあまり感情的になりすぎずに具体的に書きたいもの。