初めての一人で飛行機

学会移動日。物心ついてから飛行機に乗るのは二回目。前回は団体で乗ったから、自分で航空券を買って乗るのは今回が初めて。出発90分前に羽田空港に着いてから、とりあえずインフォメーションのお姉さんに質問をしてみる。やるべき手続きについての理解は合っているようだと確認。親切な受け答えをしてもらえると安心するね。荷物チェックの場所を通り抜けた先にどれくらいの店が有るのかを聴いた。少なくともペットボトル飲料を買う事は出来るようだ。次に荷物を預けた。ここで自分で印刷したSKiPサービスのバーコードを使った。後になって気づいたのだが、これくらいの大きさの荷物だったら持ち込む事も可能な気がする。あと、SKiPサービスは預ける手荷物が有る場合はご利益は半減かもしれない。
腹が減ったので、カフェっぽい所で朝飯カレーを食べた。時間がまだあったので、予定通り空港探索。デッキから飛行機を見て携帯で写真を撮る等してひとしきりはしゃぐ。そして出発25分前にいざ荷物チェックへ。金属探知器が妙に気になる。荷物チェックが済んでから、店で飲み物を購入。ペットボトルを持ち込む事も可能なんだけど、よく分からない機械でチェックをかけられるようだ。一体、何を検査しているのだろう。搭乗口へ向かう途中にバウムクーヘン屋があった。これだけあるんだったら、早めに荷物チェックを抜けても良かったかも。搭乗時にもう一度バーコードが活躍。後ろの人が優先的に搭乗出来るようだ。混雑防止かな。小さな機体だと効果がありそうだ。
いざ搭乗。見た事ある顔がちらほらと。この中の何人が物理学会に行くのだろう。ぼーっとしてたら、機体が動き出したのでわくわくしていたのだけど、中々飛ばない…というか、離陸する所までが結構距離があるようだ。わくわくし疲れた頃に大きな加速度。ごおっという音がすてき。行ける!これは飛べる!という自分の盛り上がりと、ソフトな離陸の間にギャップがあって面白かった。離陸してからしばらくはずーっと窓の外を眺めていた。本でも読んで過ごそうかと思っていたら、飲み物のサービスがやって来た。あれ、こういうサービスがあるなら、ペットボトル買わなくても良かったんじゃ。
気がついたら寝ていた。意外と良い寝心地。着陸が「緩やかな墜落」とか言われるのは聴いていたけども、確かにその通りだと思った。離陸とは大違いだ。降りてから、預けていた荷物を受け取りに。特に特徴の無い鞄だと回収が難しいな、これは。