動的平衡

動的平衡を読んだ。生物と無生物のあいだ、を書いている人の本。

動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか

動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか

以下、単なるメモ。
電気信号は一度発生してしまうと、それを緩めたり早めたりすることは難しいが、化学物質によるやりとりなら、それを弱めたり強めたりすることは比較的たやすい。別の物質、つまり阻害物質や促進物質を用意すればよいからである。→?
94p 私たちは普段、インプット(入力)とアウトプット(出力)が比例関係にある現象になれている。というより、脳は比例関係以外の関係を理解するのが苦手なのである。→?
また、ブドウ糖以外の物質はたとえブドウ糖より小さい分子であっても、この穴を通って出入りすることは出来ない。分子の形が穴にあわないのだ。→? 限界はないの?
脳でさえも隷属…ってなんか違うだろう。
主張がやや極端で論理がとび?非自明な直感が要求されている。
直感が大事だからこそ勉強を重ねてより高度な直感を使えるようにするのだろうに。
時間の重要性っていうけど、それは実際の工場でも同じじゃないかな。
分子生物学:パーツごとの相互作用はどこへ?パーツがたくさんあるならば、一個ぬいた所で全体としてはあまり変わらないということもあるだろうから、一個のパーツを取り出すことでその役割を逆算することは非常にむつかしいようにおもう。
ES細胞。立ち止まらせて、パーツをぬく。