アカデミック-サブカルチャー対応

前からアカデミックとサブカルチャー*1の間にある種の対応がつくと思っている。
たとえば、学会→ビッグサイトでやってそうな即売会など*2arXiv→ニュースサイトや動画サイトのランキングや分野別SNS*3のランキング、のような対応。他にも色々。この対応は当然、論文などのバックアップが大事であることにも適応できる。だから、サブカルチャーの人もバックアップは忘れずにね…なんて当たり前のことを言いたい訳ではなく、「アカデミックまたはサブカルチャーの一方では当たり前であるけれども、他方ではおそろしく非自明かつ対応物はとても重要であることはきっと存在するだろうから、上手く活用できるようにしたいものだ」ということを言いたい。
コミュニティにおける平均値を比較するならば、間違いなくアカデミックの人よりもサブカルチャーの人の方がパソコンの使い方は上手いと思う*4。もっと抽象的には、アカデミック的には思いつきにくい発想が、サブカル的には思いつきやすい*5ことがあるかもしれない*6。特に属しているコミュニティの大きさが小さければ小さいほどその常識というしがらみが強く効いてくるだろうから、より一層他の分野も見た方が良いだろう*7
結局、この一つの対応をどうこう言うんじゃなくて、視野を広くして、色んな分野のことを知っておいて、使えるアナロジーがあるならどんどん使って行きたい、ということになる*8

*1:サブとかつけなくてもいいかも。

*2:となると、当然、物理学会の黄色いプログラムはCXXのカタログということになる。

*3:たとえばpixiv(ぴーかいぶではない)とか。

*4:計算機としての使い方ではなく、色んな機能がラップされたアプリケーションの使い倒し方のような意味で。いや、まぁ、研究者なんて少なからずオタクだろうとか、分ける意味あるのかという突っ込みは入るかもしれないけど

*5:それは、各コミュニティにおける常識の形が異なるから。

*6:ないしはその逆

*7:ここまで言いたいことを大きくすると、別にアカデミック-サブカルチャー対応じゃなくて、ある分野-ある分野対応で良いと思う。

*8:だからといって、これをサブカル側に適応して○○は□□のパクリやら劣化版と言って貶すのは嫌で、アナロジーはあくまで良いものを生み出すために使うべきだと思う。