論文読み

Iさんと昼食。今期は月曜日か火曜日しか会う機会が無いようだ。外資のコンサルに入るような人でも、その後どうなるかは分からないという話を聴いた。
主に論文読み。定義の確認や意味を考えるのに時間を割いた。一通り準備が済んでから明日に備えて準備。Mathematicaに仕事をさせながらTeXと図の編集。先生がやってきたので状況説明。
ティータイムに臨時別冊・数理科学の話になった。当たり外れが激しいような気がする……のは気のせいだろうか?形を変えて再版したものも含めると、僕の持っているのは、「量子論の基礎*1」「物理数学ノート*2」「例題形式で学ぶ現代素粒子物理学」「理工系のためのトポロジー圏論*3」「現代物理のための解析力学」「非平衡統計力学*4」「演習場の量子論*5」「シュレーディンガー方程式」「応用のための関数解析」「基礎からの力学系」である。ぱっと見た感じ気に入ったものしか買ってないけど、それでもそこそこの数になるな。
Iさんの発表練習を聴いた。それまでほとんど使われてなかった手法をきちんと使ったということで意味はありそうだけど、どこかに適用限界がありそうに思う。そして、空間自由度をモデルに落とすことの大変さを想像。モデルは大事だと思うのだけど、一体どれだけの人がモデルについて真面目に考えているのだろう。
帰ってからも一休止の後、作業。レジュメを仕上げるところまでは行かず。

*1:初めて読んだ量子力学の本がこれだった。ほぼ同時期にディラックランダウを同時並行で。ランダウの日本語版の下巻を読む時間が欲しい。

*2:2年の演習の試験勉強に使用。

*3:ごく自然に変換されると期待したけど、普通は出ないか……。

*4:手軽に手に入る日本語の本で、このような内容が書いてある本は他に無い気がする。

*5:コンパクトな本で好き。