妥当性と有用性

大学へ。とある論文を見つけて焦るが、線形応答について考える切っ掛けになったし、よくよく考えればそこまで焦らんでも良い気がして来た。
Iさんに今使っているモデルの妥当性について質問された。tight-bindingか、nearly free electronか。
Goldenfeld seminar。担当はYさんとHさん。くりこみのフローを書いてから、1次転移、クロスオーバー、有限サイズスケーリングなど。1次転移はちょっと詰めて考えるべきかと。クロスオーバーもまだ噛み砕く余地有り。disorderがある場合というのが良く分からん。有限サイズスケーリングは実際に使わないと得心はしないだろうから、Isingを書くべきなのだろう。今回の結論としては、9章はやはり大事だからもう一度きちんと読みましょうということである。
YさんとHさんに質問をぶつけてしばしギロン。何か赤い本が出て来たので木曜にでも当たろう。
物質科学の講義中に簡単な計算をしてみた。講義後、簡単なミスをしていたことが発覚するも、方針は間違ってないことが分かった。また、最終的に得られる結果の傾向もそこまで間違っているわけではないだろう。まずはHartreeのつもりだったが、それ以上の扱いも出来そうである。色んなもやもやが晴れそうな予感。
Kさんに今どんな計算をしているのかの説明。「hogehoge method/formalismを使っている」として、そのmethod/formalismを使う本質的な意味を考えるべきだろうと思う。日本刀とか持ち出して来て得意げに振り回し、それで切っているのがバターとかちょっと。一方であまり考え過ぎるのも良く無い気がする。最近嵌まっているのは3つくらい同時に考えているのが原因だろうから。モデルの妥当性再び。