実験追い込みとぷよぷよ

起きてから窒素汲み。寒い中100Lを汲むことになった。
控え室で非平衡の本を読んでいたら、ぞろぞろと人が集まってきた。五月祭のプレゼンの打ち合わせらしい。飯を食べ、戻ってきてから続きを読んだ。プレゼンの予行練習を一回見た。経済物理担当の人が居なかったから、概要を読みつつ「多分こういうことをやりたいんじゃないかな」と説明をしたら納得されてしまった。多分合ってると思うけど、プレゼン本番に担当の人は来たのだろうか。
3年生ですでにPeskinで自主ゼミをやっているグループがあるようだ。去年の今頃は非平衡ゼミが一段落して、コルモゴロフ、アシュクロフトゼミが立ち上がりつつ、五月祭の準備のためのメゾスコピック系のゼミをしていたのだっけな。
特別実験。ヘリウムを導入しようと思ったら、またしてもO-ringが悪さを。今回はちょっとした悪さなのでまぁ良いか。super leakの液面が見えず、normal leakしてるんじゃないかと焦ったが、単に液面が見えにくいだけだった。見やすくするための案はすぐに思いついたが、それは別の所を見えにくくしてしまう。super leakはbakingをすることでleak rateが確かに上がっているようだ。空気をデュワー内に少し導入し、ガラス表面につけることをfilm flowのflow rateを上げようとしたら、空気が入りすぎてしまった。調整が難しい。中にスプレーでもあれば良いのだけど。入りすぎてしまったけれど、rateは上昇。
久々に麻雀。ミスは無いけど、運は無かった。こういう時には「不合理」な打ち方を適度にした方が楽しめると思う。今日は「不合理」さが足らず。思考時間を最小にしようとしながら何となく打つのはちょっとむつかしい。
晩飯はカフェ本。大盛りのカツカレーではなく、ドライカレーを食べた。何か普通だった。食後、物理の話をのんびりと。主に素粒子っぽい話題について。100年前と比べるともやもやしている分野が少なくなったよねと言うのは確かだと思うけど、まだまだ何をすれば良いのか全然分からないような分野はたくさんあると思う…少なくとも物性屋の扱うエネルギースケールでは。素粒子・宇宙のエネルギースケールの最先端がどうなっているのかは良く分からない。
100年前と比べると、物理学者の人口は100倍程度になっているらしい。平均通信速度はそれ以上になっているだろう。これだけいるんだから物理はどんどん疑問に答えを与えていくだろうとか*1、これだけいてもまだまだ分からないとされる問題が多いのだからそれにアタックしたいとか色々と思う。
控え室に戻ったら3年生がゲームをしていた。少しずつ世代交代の準備がなされていると見て良いだろう。3年生が帰ってからぷよぷよをした。A君ときりが良い所*2まで延々とぷよぷよ通。100回のオーダーで対戦をして、ほぼ5分5分だった。接戦である。

*1:1人の天才を必要とするケースはたくさんあるだろうけど、天才の出現率を一定とすれば物理学者は多いにこしたことは無いだろうという判断による。

*2:カウンタがリセットするまで