"Strongly Correlated Many-Body Sistems"

COE Workshop "Strongly Correlated Many-Body Sistems" - from Neutron Stars to Cold Atoms - (http://tkynt2.phys.s.u-tokyo.ac.jp/~hatsuda/WS/SCMS07.html)を聞きにいった。
以下、メモ。発表者の敬省略。

  • H.Fukuyama/Recent Development in Liquid Helium:Helium3の話。ring-spin-exchangeの話を聞いてChaikinの復習をせねばと思った。3spins-ferroと4spins-antiferroのcompeting。hcpにおけるferroの話でNagaoka th.が出てきたが、あの場合は使っても良いのかな。Nagaoka th.をきちんとフォローしないことには何とも。supersolidの話が少し。どのようなものか少し想像しにくい。
  • Coffee:N君と話した。原子核理論は本郷駒場できちんと繋がりがあるのが羨ましい。前期に特別実験を済ませたらしく、ゼミを何個だっけ、結構沢山こなす余裕があるみたい。良いことだ。(多分)修士の先輩と話を少しだけしたのだけど、向こうはこっちの名前を覚えてくれているのにこっちが向こうの名前を覚えていない状況*1発生。顔は覚えているのだけど。しかも名前も研究室も聞きそびれた…。多分夏の学校で名前を覚えられたのだと思う。うーむ。
  • M.Ueda/Bosenova in Cold Atoms:Fascination of Attractive BEC。相互作用がattractiveなのにcollapseするBEC。きゅっと縮んでから爆発する感じ。shell structure、quasi 1Dにおいて基底状態の上にquasi degenerate modeがあってこれが多体効果であること、vortexが有る場合は上手く縮まれずにsplitすること、Free spaceにおけるBECの安定化(後ろにはInverted Pendulum)、spinor BECカイラル対称性の破れなどについて。11月のCOEシンポをふと連想した。ちょっと気になることが多いので、余裕があればメモった論文に当たってみるか。novaというネーミングはmissleadingだという指摘があったけど、Baymが「Bosanovaとかけたjokeだよ」と返していた。
  • H.Aoki/Strongly Correlated Electrons:Phononによる引力由来の等方的超伝導と電子の反発由来の異方的超伝導の比較から入って、paringを決めるfactorを箇条書き。順番に一つずつ紹介。Non phonon mechanism SC、2D&3D SC、局在型のモデルと電子ガスとの間のCrossover、T symmetry、Multi orbital systems、Ferro、FQHEなど。最後にColor symmetryやferroなどの物理にneutron starとcold atomとの関係があるとして終了。青木先生が話しているのは何回か聞いたことがあるけど、それらのツギハギ的な印象を受けた。45分で話す内容じゃ無い気がする。90分のコロキウムで聞いてみたいかも。Ferroの部分でNagaoka;Lieb,Mielke,Tasakiと書いてあるのを見てふと反応してしまった。これは1年前だと反応出来なかったと思う。
  • Y.Nishida/epsilon Expansion in Cold Atoms:BCS-BEC crossoverのちょうど中間、Unitarity limitにてexpansion parameterが無い所から何とかepsilon展開して計算をしようという話。違う系だけど似たような話は聞いたことがあるので有る意味聞いていて安心できた。

*1:誰かこの現象に名前を付けませんか。