喜劇と悲劇

朝から大学へ。
「癒し系」と噂される去年と一昨年の過去問を解いた。確かに「癒し系」かもしれないが、フォントがとてつもなく気に入らないのと、問題文のnotationがコンシステントじゃないのが嫌。どの問題も簡単と言うよりは、とても基本的な問題だと言えると思う。教科書をきちんと読んでいれば解けるような問題とも言える。久保や黒本を見直して、基本的な問題設定を見直すと効果特大かと思われる。今年は難化じゃないかと囁かれているが、難しくなるとしたらどう難しくなるのかはちょっと方向性が読めない。去年一昨年同様の基本路線でちょっと違う問題が出るかもしれないとも思える。量子は1-dimのポテンシャル問題で去年一昨年は井戸だったからそろそろh.o.で摂動絡み、統計はいかにも量子統計的な問題が続いているのでspin系で分配関数からごりごりと計算させる問題、電磁気は去年一昨年が波っぽい問題だったから運動系*1の問題、実験は分光関連でX線orマイクロ波…あたりがでるとヤマを張るのはどうだろうか。お決まりの文句としては「当方、ヤマに責任はもてません」
癒し系問題に気を抜かれてしまい、疲れが出てきた。まだやることはあるのに。しばし散歩するも怠さのようなものが抜けない。昼を食べてからレベルE電磁気学演習を読み、おもむろに昼寝。起きてから持参していたドーナツをもしゃもしゃと食べて勉強再開。
人が増えてきて、新領域組の帰還を待つことに。どうやら難しくなったらしく、色んなドラマが展開されていた。結果はどうなるかねぇ。「神」が帰ってきてからトルネコをやる動きを示したので、またも付き合うことに。いつもよりも多くの人が控え室に集まって勉強をしていたのだけど、隣でゲームというのは何か凄い絵である。だってまぁ楽しいのだもの。
20時頃に泊まりコース。泊まる予定は無かったんだけどな。
B.E.統計、F.D.統計の導出を求められたのでバトンタッチして勉強することに。ホワイトボードで示す練習はこれはこれで良い。Bloch's Thの復習をしないと。その後、実験問題を中心に勉強をしたけれど、結構難しい。範囲広い割に選択肢は3問しか出題されないので、ある程度守備範囲を広くしておかないといけない。

*1:プラズマでも回路でも。あ、複合もありか。回路の時間発展から始まって、電磁波を発生させたりするのはどうだろう。