みずうみ 他四篇

みずうみ 他四篇 (岩波文庫)

みずうみ 他四篇 (岩波文庫)

何かお薦めみたいだったのと薄かったので借りてみた。他四篇は読んでない。
電車の中で20分程度で読めてしまったのだけど、この読後感は何と言えば良いのか。何となく誰がために鐘は鳴るを連想したんだけど、何故だろう。「鐘」ほど甘ったるくは無いけれど。むしろむずがゆい。薦められた理由も分るような分らんような。
そういや昔はヘミングウェイを色々読んだ時期と漱石を色々と読んだ時期があった。そのうちのほとんどの作品は忘れてしまったけれど。老人と海とかこころとか好き。好きな理由は分らんが。
何と言うか、昔を思い返させるような何かがあったんでしょう。
読み終えてから、不思議な読後感に面白い夢を期待して寝てみたら夢を見なかった。世の中そんなに甘く無い。