Final Fantasy VII Advent Children

楽しかった。絵はFF Movieよりも綺麗だった。音楽も良い感じに使われていたと思う。戦闘シーンは下手なアクション映画よりも格好良いのではないか。声優のイメージが全然違ったらと思うと怖かったけれど、イメージとかなり近かったので良かった。懐かしのキャラが動き回るのは何か嬉しい。芸が細かく作ってあって、どのキャラも格好よかった。
ストーリーはきちんとFF VIIの続きとしてまとまっていたと思う。映画としては100分っていうのは短い分類なのかもしれないけれど、適度な長さだと思った。
FF VIIをやったことがある人には特にお薦め。やったことが無くても、綺麗なフルCGムービーとして見る価値はあるんじゃないかな。
まぁ、見た後に落ち着いてから真っ先に思いついたのは、「このレベルでリメイクされないかな」。出たら10000円超えても買うと思う。
以下ネタバレ的に箇条書き的感想。

  • 開始直後の文字の感じがGHOST IN THE SHELLを思わせた。
  • 最初にツォンが生きていたのは良いとして、血がついた社員証が出てきたツォンとイリーナが実は生きていてピンピンしていたのにはびっくり。あの血は誰のどこの血?社長も大けがしているかと思いきや元気だし。空中で銃を打つシーンが予想外にかっこ良かった。レノとルードがとても伸び伸びとしていた感有り。まるで漫才コンビのごとし。替えのグラサンはやはり用意してあった。
  • 戦闘シーンでTHE BLACK MAGESのようにロック風味にアレンジした曲が使ってあったのがいい感じにマッチしてた。クレイジーモーターサイクル的なバトルシーンが凄かった。ファンサービス十分な感じ。ティファの格闘シーンがアクションシーンという意味では特に良し。以前あったFFの映画とは違って、CGである意味が十分にあったかと。
  • 全員でクラウドを上に投げるシーン、放り投げた側の着地が大変そうだな…と思いきや、一番上で放り投げたティファが華麗に着地しているのは流石?垂直跳びとか走り幅跳びが数10mくらいいっているみたいなので、100m以上の所から落ちても着地くらい取れるってことだろうか。普通の人間は垂直飛びは数10cmだけど、1m位の高さからジャンプしても着地は取れるから、まぁ良いのか。
  • CGはどのキャラクタも、どの風景も綺麗だったのだけれど、一番驚いたのはザックスかな。ゲームでもちょっとしか出てこなかった分新鮮さが格別。全体を通して水とか髪の表現が綺麗。
  • クラウドの仕込み剣、というかギミック剣及びそれを利用したアクションシーンが良し。リミット技も出てきていたし。最後のは超究武神覇斬かな?
  • ライフストリームの雨が降るシーンでデンゼルとマリンが室内にいたのはやはり伏線。アクションだらけの映画でも最後に盛り上げてまとめるためにはまぁ当然と言えば当然。