誕生日

22歳になりました。 18歳の誕生日ははたちが見えてきて少し大人になった気分だった。 19歳の誕生日は高校生でもなく成人でも無いちょっとむずがゆい気分だった。 20歳の誕生日は成人して法的に飲酒OKな年になったのが嬉しかった。 21歳の誕生日はやや感動も薄れて少し寂しさを感じた。 今年、22歳の誕生日は気がついたら来ていた。 感動無感動以前に気がついたら誕生日になっているという状況に軽い困惑。 昔は誕生日が来るのが待ち遠しかった気がしたんだけれど。
12歳の誕生日と20歳の誕生日にはサルのぬいぐるみをもらった。 12歳の時に貰ったサルはこれで10年目か。長い付き合いだ。 サルは今も元気です。
去年の誕生日の次の日に友達と飲んだ時、 友達から色々と助言…というかお叱りを受けた気がするけれど、 少しは変わったのだろうか?…変わっていない気もする。 けれど、3年前の日記を何日分か読むだけで、明らかに変わっているように思える。 多分、変わっていないように思えるだけで結構変わっていたりするのだろう。
3年前の自分の言葉を部分的に引用。

「なんでだろうね、単に「ちょうど〜年」生きただけなのに、
それに『おめでとう』と言われるとすっごく嬉しい。
きっと、そういう風に育てられて来たんだね。価値観なんてそんなもんさ。
ただ、この価値観は嬉しいね。」

価値観を決めるのは本人とそれを取り巻く環境*1であり、 環境によって個人の価値観なんていうのは多少なりともコントロールできてしまうのかもしれない。 でも、嬉しいと思えるようにコントロールされた価値観なら悪くも無いのではないか、なんて思う。
3年前と比べれば確かに誕生日への喜びは少なくなっているけれど、 でも、むずがゆく感じながらも嬉しく思う気持ちはそれでもまだある。 変わるものの中で変わらないものもあるのだと信じよう。
来年の自分は誕生日にどういう反応をするだろうか 。それは来年の自分のみぞ知るってとこか。 Happy Birthday! 誕生日は嬉しい?>自分(2006.8/15)

*1:これ以外にある個人に関係するものってあるのだろうか