〜族

家族と血族というものの違いが良く分からない。包含関係があるようなないような。家族愛はあるけど血族愛という言葉は聞かない。何親等かどうかというのは血族に対してか。そもそも血が繋がっていることは家族であることに対して必要か。
広辞苑の家族の説明は、血縁関係によって結ばれた親族関係を基礎とする小集団。血族は同じ血統もしくは法的に同一な集団。どっちも同じだろうか。法律では犬は家族じゃなかった覚えがあるけど、犬を家族のように思うなんてことはあるだろう。別に犬じゃなくて人間でも、はじめは他人でも「家族のように思う」ことができる対象はある。「家族のように思う」関係、もしくはその関係がちょっと深まった対象というのは法律的な意味では無く家族になるのか。ナントカファミリーとかいうのは血が全然繋がってないけど、あれは中心となる人物の「養子」のような人々の集まりと考えれば、法律的にほとんど家族のようなものなのかもしれない。
夫と妻の関係を人生の伴侶なんて言ったりするけど、伴侶っていうのはそもそも仲間と同義のはず。仲間なんていう関係でくくられる様な人っていうのは人生の一部を共有してる人→仲間も人生の伴侶→夫妻が家族なら仲間も家族か?なんていうのはムリヤリか。
良く分からん。そもそも考える対象なのかも分からん。でも分からなくても良い物なのかもしれない。