ブリュースターアングル

電磁気学の試験。昨日ノートと砂川に目を通し、今日も試験前に一回ノート全部に目を通した。試験勉強を通して何本のMaxwell方程式といくつのdiv、rot、gradを書いたかは分からない。ちなみに、電磁気に関する限りナブラよりdiv,rot,gradのが好き。オペレーターとして見ることも出来るし、divDのように一つのまとめた形として見ることもできるから。E.D.H.BもしくはA.φは大事な量だけど、divDだって大事な量と思えるし。まぁ、さすがにdivgradはナブラかラプラシアンを使うけれども。
いざ試験開始と思いきや、試験問題の枚数が足りなくて中々始まらず。普段は出てこない人がこぞって出てきたらしい。10分以上遅れて試験開始、球状導体のラプラス方程式・正方形状に流れる準定常電流の作るベクトルポテンシャルと磁場・電磁波の屈折と反射及びブリュースター角、の三題が出題された。最初の二問はすぐに解けたんだけど、最後の問題で詰まった。「以下の式を示せ」っていう形式の問題で境界条件から反射・屈折波の振幅比率を求める問題だったんだけれど、与えられた問題設定からは出てこない形が問題文に書いてあった。答えを出したら違う式が出てきてしまったので迷うことしばらく。「ここって本当に合ってますか」と聞こうか迷いつつ結局聞けず。大抵の場合、こういう時は自分のが間違ってたりするから。しょうがないので答えを出しながらも最後のブリュースター角を求める問題を解こうと思ったらそれらしい答えが出ない。問題文にある間違った式から求めようとしたから間違ったのだけれど、ここで問題文が間違っていると確信すべきだったのだと今は思う。だって反射波が無いという条件から2つの物体の屈折率が等しいなんて結果が出てきているのだもの。
結局試験終了10分前程度に教員が問題文を訂正。自分の答えは合っていたらしい。
今の所受けた試験の中では一番の出来っぽい。この調子で明日の最終試験も乗り切りたいもの。