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採点バイト。出来る高校生は、連立一次方程式を解く能力に長けているかもしれない。
夏学の宿探し。一応保険はいくつかあるけど、それ以外にあるかどうかを色々と調べてみた。
選挙の結果は予想通りの結果。ついつい開票速報などを見てしまった。以下、感想。

  • 現状と与党がごっちゃになった報道が非常にいやだ。与党の間違いは正すべきで、どんどん叩けばいいと思うけど、因果関係が無いものも叩いているのは酷い。これはどこが与党でも一緒。 政治家と官僚と内閣を全てごっちゃにしたようなコメントも聴くし。中には因果関係どころか、単なるいちゃもんもあって、それは非常にいやではあるけど、それくらいのネガキャンは跳ね返せないと与党は出来ないのかな。
  • マニフェスト選挙が3回目だと言っていたけれど、前回のマニフェストの報告書を配った方が良い…というか、みんなは気にならないのだろうか。 科学研究費にはあんなに報告書がつきものなのに、動く金の桁が何個も違うマニフェストには報告書がないなんて。報告書を出す義務が無いにしても、出さないと信用を失うくらいに思った方が良いと思うんだけどな。
  • 「新しい日本」を強調した選挙運動をした人はたくさんいるようだけど、新しければいいってもんじゃない。今の日本が駄目だとして、それを良くしたいと言うのは良い。駄目なのにそれなりに上手く回っている*1現状があるからには、それだけの良い点があるということになる。新しさを目指して、既存のその良い点をも変えてしまうのは、本末転倒。新しくしたいんじゃなくて、良くしたいはずなのに。
  • 報道でも候補者のコメントでも、日本に限定されているようなコメントが結構ある*2。原因や危険が日本の外にある場合には日本の中しか見ない対処は危ない。見なければ危険じゃない…わけがない。当選した人のインタビューが次々に流れているけど、どうもそこらへんが問題な気がする。近視眼的なコメントをする人が勢いだけで進んだら…と思うと怖い*3
  • もっと教育が論点にあがって欲しいのだけど、なかなかあがらない。教育に関して何かをやったとしても、結果が出るのが10年オーダー先なのが問題だろう。だからと言って気にせずに何十年も経つと、取り返しがつかないことになりそう。小中高大と大学院、を全部見据えてきちんと人材育成しないとまずかろう。

*1:国全体として見た場合。ある特定の家庭一つ一つが上手く回っているわけじゃない。

*2:つか、ほとんどがそのように見える。

*3:片方が近視眼的でかつおいしい話をすると、もう一方もそういう話をせざるを得ないのは、どうにかならんもんかね。