学位論文発表会

午前中にH先生とその共同研究者と議論。ネルンスト効果は知っていたけども、何が量子なのかを教えてもらった。肝心の所の係数の大きさ自体は合わないのか。オンサーガー関係の議論。キャレンに載っている議論は符号が間違っている所が有る気がするんだけど。一応、満足してもらえるような議論になったようで良かった。
学位論文発表会。「来年は自分の番だ」と思いつつ聴いていたのがもう一年前か。今年は時間をオーバする人が少なかったと思う。あと、某先生も理不尽に思えるような質問はされていなかったように思う*1。自分の前の発表者が発表している時は緊張したが、話しはじめるとどうにでもなるものである。スライドの方ばかり見ているといけないと思って聴衆の方もきちんと見ようと振り返るのだが、毎回同じ所を見てしまう。今回は元所長の方に振り返っていた。発表後にうけた質問のうち、最後の質問の意味を本当に分かっているのは自分と質問者だけなのだろう…と思う。質問時間は3分しか無いから、現時点で言えることのみを言ったけど。でも、実験のことを考えると本当はもっと違うことをやるべきで、それは出来たらとても嬉しくてきっと出来るのだろうと思うのだけど、どうやったら見いだせるのかはとても難しい。とりあえず勉強せんと。
学位論文発表会後のパーティにて

  • ピザの分割数が凄かった。
  • いつもよりもワインの質が高かったと思う。
  • 先生から国際電話。元気そうだった。
  • 修士の学生の間は博士の学生に間違えられていたけど、博士課程に進んだ瞬間にポスドクと間違えられるようになったらもう笑うしか無い*2
  • 簡単にblogが作れるようになっていること。お金がどこから出ているか繋がりで新聞やTVの話へ。
  • とある所に今度着任するとかいう人の経歴を聴いて、「もしかしてhogeさんですか?」と言ったら当たった。狭い世界だなぁ。
  • 某先生に「君はちょっと真面目すぎるねぇ」と言われた。この一年で何度言われただろう。出来る限り自分に素直に動いているだけのつもりなのだが。
  • 某先生がO君と非常に似ているような気がした。
  • 某先生に「君にとってゲームとは何だい?」と聴かれたので素直に答えた。結構凄い質問だと思う。初めてゲームをやったときにはすでにファミコンの黎明期は終わってしまっていたのだよな。
  • 食べる物がやや少なかったような…と思っていたら、片付け中に蓋すら開けられていなかったピザが一つ発見された……ゴミ袋の中で。もったいない。

*1:むしろやさしい類いの質問かと

*2:でも、博士課程に進んだらポスドク助教と間違えられるくらいに精進するというのも悪く無いかもしれない。