理系の人々、理系クン

「理系の人々」について。よしたには昔にウェブサイトを良く見ていたので妙に愛着がある。全体的に共感できたり『あるある』的なものが多かったのだけど、「理学系と工学系はちょっと違う」「遺伝子組みかえに抵抗がない」「メールの方が連絡つきやすい」あたりが特に気になった。僕は理学系*1で、工学系のぴしっとした感じは凄いと思う。科学の新技術に過激に反応されている倫理的な議論が何だかばからしく思えてしまうこともあるし、電話よりもメールの方が好きだ。
「理系クン」について。なんと言うか、著者の女性は凄いと思う*2。異文化と接するためには、理解しようとする態度は大事だよね。「典型的」な理系クンの性質の一部を挙げると「守備範囲外のことに滅法弱い」「聴かれないことには答えないが、聴けば答える」「良い意味でも悪い意味でも一途」となるだろうか。

*1:理学系-工学系のと同じようなものとして、物理だと手計算-数値計算、モデル計算-第一原理計算のようなものがあると思う。物理-化学-生物のような対応も少しだけあるような気がするが、本質的にちょっと違うとも思う。単にスケールが違うだけかと。

*2:恐ろしく忍耐力がある…というよりは、ある程度「趣味の人」であるが故に他人の挙動・趣味に寛容であるというべきだと思う。「カフェでねばる」を良しと出来るかどうかもあるか? …結局、相性なんじゃないかな。