物理的思考法のすすめ

バイト6時間。さばくのが妙に大変な質問が数点。どれも基本的なことなんだけど。空き時間にはランダウ、数理科学、論文、R25などを読んだ。
ランダウ小教程の量子力学のあとがきに、小教程の三冊目は巨視的物理学(未刊)とあるのを見て悲しくなった。原著がそもそも無いのか…。統計物理学を無理矢理文庫サイズにでもしてくれれば、それはそれで嬉しいんだけども。何年か前に復刊したやつは持っているけど、文庫の持ち運びやすさが気に入ってしまったので…。 そういや、そもそも英語版…というか外国の本って少し大きいと思う。持ちにくい&持ち運びにくい。やはり持ち慣れたA4(日本語で書かれた物理の本はこのサイズが多いと思う)が持ちやすい。Doverから出てるシリーズ(AGDとかKolmogorov&Fominとか)は大きさ的には問題無いが紙質が少し悲しい。多少の変形版、たとえばABP(Negele&OrlandとかFeynmanの統計が出ているシリーズ)の大きさくらいくらいはまだ問題無い。Tinkhamくらいになるとちょっと少し大きく思う。多分ここら辺に個人的な閾値がある。
数理科学の最新号(特集 物理的思考法のすすめ)を買って、バイト中に一気に読んでしまった。普段の号よりも読みやすかった。分かっているから読みやすい…というのはおおいにあるだろうけど、多分それだけではないと思う。やはり、物理的な考え方を中心において解説してあるのが嬉しい。あと、著者の体験談的なものの比率が普段よりも割と高かったのも良かった。
スピンはめぐるの新装版も買ってしまったし*1、服も補充したので今日のバイト代は無かったと思う事にしよう。
ここしばらくで溜まったメモを読み返した。

*1:いつ読むんだろ…。