黒本ゼミ-4

早めに家を出て早めに控え室に着き、のんびりと黒本を読む。
黒本ゼミ。WKBは結構上手く行っているのにもかかわらず、どうしてこんなにもうさん臭いのだろうか。数学的に追いついていない所が結構あるのできちんとフォローしたいけど、奥が深い気がする。院試後か?散乱は懐かしく、読めば分かるのだけど、公式的な物をきちんと覚えてはいないと分かった。考え方からきちんとチェックしていこう。13章がオムニバス的に色々詰まっている章なのだが、読み物的に触れてあるだけ。原子核マジックナンバーが懐かしい。
95年過去問。1番量子力学、最後の単純な数値代入をミスる。途中の計算に労力をかけすぎて集中力が十分に保てなかったような気もする。もっと見通し良く計算しないと。2番電磁気学、如何にも電磁誘導な問題。回路の方程式まで落とすことが出来れば振動現象のいつものやり方で解けるのだけど、最初の物理を考える所が問題である。また、回路の方程式に落とした後も頭で考えながら解いてしまっている。パターンにはまる計算は手でやりたいものだ。3番統計力学、スピンがある一次元自由電子系。フェルミ統計での扱いがなっていない。まだまだ精進せねば。5番物性、一次元系を円筒に拡張するやり方が分からなかった。後半は解けたけど、何をしているのかが分かればもっとてきぱき解けそうである。4番が原子核素粒子のdetectだったのでこれは解けても良い気がする…。
少しぷよぷよしてから帰宅。疲れが溜まっているのか体が重い。そして何かを忘れている気がする。焦りも有るかもしれない。